2017年12月16日土曜日

すいそ学びうむ


次世代のクリーンエネルギーとして、地球上に豊富にかつ恒久的に利用できる水素エネルギーを広く知らせるための体験施設「すいそ学びうむ」に行ってきました★









子ども達に広く体験してもらおうと作られた施設のようですが、ほとんどが都市部からの企業視察で、ちゃれすくが子どもの団体として初めてだそうです。




様々な体験プログラムがあり
水素を発生させ、自転車やドローンを動かしたり 水素自動車に のったり!水素エネルギーを利用するモデルハウスの中はみれませんでしたが、家庭生活にまで普及し当たり前の時代がやってくるのかも??
 



 

2017年12月11日月曜日

ソーセージと初雪


12月に入り、寒い季節が到来しています。先週8日は地面にも雪がうっすら積もりましたね。

ただ通学コースの利用者達は、先週降った雪はどうやら初雪ではなということのよう。
理由は・・・通学コースで初雪日を予想しようという話題があり、スタッフの予想日が一番近いため当たったことにしたくないから笑
それにも根拠が必要で、それぞれの意見を聞くと どうやら初雪基準は①水分が含まれていない雪である②利用者のみんなが目にしている③地面に明らかに積もる ことのようです。
いつが当施設基準の初雪が観測できるのか・・・!?


と、雪の話をしてますが
まだ紅葉がきれいな11月下旬に大江ノ郷自然牧場でソーセージ作りを体験してきました!ソーセージは肉を入れる腸が何の動物のものかで名前が変わるそうです。ちなみに今回は羊の腸なのでソーセージ。(豚の腸ならフランクフルト) 

 
最後に試食したのですが、手作りはやっぱり味が違いました!!その違いは食べた人のみぞ知る味です。
丁寧に教えてくださったスタッフのお姉さんありがとうございました☆


2017年11月15日水曜日

それでいいのだ。

ちゃれすく黒板を玄関外のガイドマップの場所から
屋内に移動しました。これで雨で字が消えてしまう心配なし!

水曜は定期面談&個別学習日。
話をする時間を作ってくださるご家族、来てくれるみんなにありがとうです。




2017年11月7日火曜日

鋳造は何と読む?


ちゃれすくーるが所属する団体(NPO法人地域スポーツ推進協会)はいくつかの事業を行っておりその中の1つに鳥取ジョイナススポーツクラブという総合型スポーツクラブがあります。
なので、運動やスポーツのコーチがいるので、ちゃれすくーるに来る利用者も、ストレッチングやコンディショニング、ヨガ、トランポリンなどの活動を取り入れています。通学コースで毎月1回行う体力測定で、前回かなり柔軟になってきている女の子もいて、スゴイ!(自重ストレッチの効果テキメン)。

と、体を動かす活動の紹介をしたのは、週末に倉吉にて中国地区の総合型スポーツクラブが集まっての会議(中国ブロッククラブネットワークアクション2017)に参加したからです。
地域をプロでュースするクラブに必要なことをテーマに、異業種の方々のご講演(初日は大江ノ里自然牧場の小原代表 2日目はかにクンこと鳥取BLUEの水中カメラマンの中谷さん)もあり、とてもよい刺激やヒントをもらった機会となりました。
小原さんにはご講演後、ちゃれすくーるの紹介をさせていただき、進行中の企画にご理解をいただけたことに感謝です!!

また 中谷さんのお話から人生のきっかけになるものとの出会いと誰もが羨むレベルでお仕事を満喫されているお話を伺いながら、ちゃれすくーるにめだかを飼うきっかけをくれた子(いわゆるちゃれすくーるの魚博士くん)を思い浮かべてしまいました。

博士くんからは、めだかや金魚、熱帯魚のべたについていつも教えてもらっています。例えばべたは肺呼吸ができるラビリンス器官があるからだ・・・など。
おかげでちゃれすくーるにはめだかやタニシ、大和ヌマエビと、新しい住人との生活が始まっています。先日稚魚も生まれ、またエビの脱皮があったりと生き物とのプチ生活は意外と楽しいもんですね。この前お昼休みには、利用者が読書をして構ってくれないと感じたスタッフは、突然めだかの水槽に向かって、めだかの学校の学級会だ~といいながら、追いかけっこをするめだか達の問題を話し合っていました笑。



ちなみに10月総選挙の次の日に鳥取県知事公邸と県議会の議場を見学。

学習もやってみたら、いつの間にか分かることが増えていたり。
昨日は昼食をとりながら「鋳造」の読み方についての突然の質問から、鋳造の意味→歴史的な背景→改鋳の意味と どんどん知らなかったことが そういう事なんだと なんでもないひとときが妙に楽しいです。



2017年11月6日月曜日

越冬準備

今日は雲一つない快晴でした。 「紅葉を見にいこうよ」ということで、樗谿公園へ行ってウォーキングをしました。 すると、「菊展」開催中!丹精込めて作られた作品の数々をしばし鑑賞しました。 それぞれ、英語の学習を行い、午後は久々の畑活動でした。 今日は玉葱の苗植えです。病気に強い「ソニック」という品種にしました。 しっかり冬の寒さを乗り切り、収穫の頃には、まるまると太った玉葱を収穫したいと思います。 時間が少し余ったので、夏に植えておいた人参と青首大根を収穫してきました。 紅葉をみて、玉葱植えて、冬の準備が始まった、暖かい日でした。

2017年10月18日水曜日

たくさんの方に支えられて

誰でも得意なこと苦手なことは当然あります。社会や学校で生活するには、苦手なことも「それなり」にできることが求められます。サポートを受けることで苦手なことができるようになる場合もあれば、経験を積んでできるようになることもあります。特に身の回りのことはできれば自分でできるようになりたいものです。例えば、「掃除」です。学校の掃除の時間に経験する掃除と自宅で行う掃除の違いは何となく感じることがあるでしょう。学校で経験した掃除とアルバイト先で行う掃除にも違いがあるでしょう。その場その場で掃除の「やり方」は異なり、使う道具も異なります。学校や職場での掃除にはある程度(場合によってはかなり具体的に)掃除のマニュアルが存在します。役割や使う道具も明確になっていることのほうが多いかもしれません。しかし、自宅の掃除はどうでしょうか?「自分の部屋だから、自分なりでいいよ」と言われたり、「自分の部屋くらい掃除しなさい」と言われても、「どこにある何を使ってどうやればいいのか」わからないとなってしまうことはないでしょうか?そこで、ちゃれすくーるでは「ライフスキル」の向上の一つとして「そうじ」を定期的に行います。建物が幸いにも「民家」なので自宅で掃除をするなら・・・といった内容の掃除ができます。そこで、長年愛用していた掃除機にそろそろ引退の時期と思っていたところ、三井生命様がちゃれすくーるの生徒のためにと掃除機を寄贈してくれました。三井生命様がちゃれすくーるの「掃除」をつかったSSTに理解をしてくださいました。本当にありがとうございます。
昭和のにおいのする掃除機から、平成の進化した掃除機が登場しました。これで、生徒たちも「古い掃除機は使い方がわからん」と言わず、古いのも新しいのも使えるように成長できそうです。

2017年9月26日火曜日

背中をおす

学校に行かなくなった理由すら何でだったかわからなくなるくらい長い間不登校になると色々な想いで寄りそう。
小学校の低学年から中学校も中盤に差し掛かるまで学校に行っていないと、誰に相談に行っても変化はない。
不登校の対応に長けている専門家っぽい学校の先生や待つことを大切にされる不登校のための居場所の先生も「来てさえしてくれれば」とそもそものところに着手しない。不登校の対応で「過度な登校刺激」をよしとしない考えはもちろん理解できる。もし、与えた刺激が状況を悪くしたらとどうしても考えてしまう。また、1つ大切な言葉を聞かせてもらった。「自分が動き出すのを待つのじゃなくて、もっと背中を押してよ」
この言葉が持つ深い意味は、ちゃんと、受け止めてあげないとダメだった。
ありがとね。話してくれて。

2017年9月21日木曜日

成長

10代は知識を蓄え、20代は経験を積み、30代は人脈をつくり、40代は今までの知識と経験と人脈を生かして生きていく。いや、40代で全てを使ってもう一度やり直していくものなのかもしれない。「前例がない」と「今までこうやってきたから」はとても理解できる理由のようだが、どちらも納得はできない。高校を卒業して、就職も進学もしない選択をする場合、学校の先生はどんなアドバイスを出せるのだろう。「大丈夫です20歳くらいには、働き始めますから。」って、一見安心してしまいそうなことを優しい口調でいうのだろうか?中学校を卒業するときに「プロのポーカープレイヤーを目指して、渡米します」って言ったら、ネガティブシュミレーションの嵐の後で「だから今は高校だな」って思いを理解した口調でいうのだろうか?ひとりの先生が教師になって経験できることの数はたかがしれていて、自分の人生や周りの人間の人生を含めてもたかがしれている。だから、知識を蓄えないといけないし、経験もつまないといけない。20代のワカイセンセイも経験豊富なベテランセンセイも関係なく、今目の前にいるはずなのに会えていない生徒について誰から何を学んでどうやって対応するか考えないと成長できないはず。よければ、一緒に成長しませんか?

2017年9月11日月曜日

線でつなぐ

夏休みが終わり、運動会、文化祭や学習発表会、小学6年生は修学旅行。毎年同じ流れで秋をむかえる。学校へ行っていないひとにとっては、通りすぎてほしいこの期間。学校行事に参加したからといって、学校へ行けるようになるわけではない。学校行事に参加することで学校へ行けるようになるのなら、他のきっかけでも学校へいけていたであろう。運動会や学校行事について触れないようにしければならない家庭もまた辛い。では、どうすればいいのか。私は「点」ではなく「線」で考えます。動かない点をつなぐヤワラカイ線を考えます。運動会までをつなぐヤワラカイ線。学習発表会までをつなぐヤワラカイ線。学校へ登校するまで、教室に入るまで、高校生になるまで、結婚するまで。点は動かなくても線は自由です。自宅から出ないことを選択いたこが休まず登校してくれています。母親の買い物についていくようになりました。母親に「ちゃれに行くようになったからでれるようになったんだよ」って話してくてたみたいです。学校へ行くようになるまでの道はまっすぐじゃないかもしれないけど、君らしいキセキを描いてます。

2017年9月1日金曜日

ひとりのひとに届くために

今日から3日間鳥取県東中西部の3か所で開催する教育相談会が始まりました。鳥取の3つのフリースクールで結成したフリースクール鳥取連絡協議会主催の初めての企画です。それぞれのスクールでのやり方や考え方、そこで指導する教師の経験や知識やキャリアは違えど、児童生徒、若者とその保護者に対する情熱は共通するものを感じ、学校復帰社会復帰に向けた全力支援を決意し「今困っているひと」へのサポートを実践し、より専門性を高めるために結成しました。何かできることを考えました。「今困っている人」のために「今の困り感」を共有し、できる方法を一緒に考える。そんな教育相談会にしたいと考えています。このようなイベントは多くの方にお越しいただき、盛況に終わることが「よし」となるものなのでしょうが、目的は、今まで届かなかった人に届くことを目指しました。ご理解をいただいた鳥取県教育委員会をはじめ各市町村教育委員会様に感謝するとともに、イベント趣旨をご理解いただき会場を提供いただいた鳥取県立図書館様に感謝いたします。また、多く取り上げていただいた報道機関の皆様本当にありがとうございました。 学校の先生では把握しきれないことはたくさんあります。これは、学校の先生が悪いわけでは決してありません。でも、学校生活で起きたことが学校に行かない選択をさせていることに気づいてほしいとは思います。学校で起きたことについてすべての人が学校の先生に相談できるわけではありません。病院にいって相談できるともかぎりません。「だれでもいいから、助けてほしい」そんな苦しみを抱えている人がいることを知ってもらいたいです。楽しいところにいけるようになれば、そこではだれが何を提供しても楽しめるものかもしれません。でも、それすらできずに今を過ごしているご家族、本人さんに、「今の苦しみ」だけを話してもらえたらいいです。それすらできない時は、話を聞いてくれる場所があることだけを知ってもらえたらいいです。フリースクールの日々の活動がまぶしく感じてしまうくらい今の自分に自信がなくても、同級生の後ろ姿にすらおびえてしまっても、その苦しみを理解する努力ができる大人がいることを知ってもらえたらそれでいいです。 明日は倉吉会場で待っています。明後日は米子会場で待っています。 持ち物は何もありません。服装も問いません。お金も必要ありません。 ゲンキな笑顔も、頑張る勇気も必要ありません。 話したくなかったら黙っていてくれてもかまいません。 言葉を発することが出来ないなら黙っていてもらって構いません。 新たなステップを踏み出すことも求めません。 今困っている一人の人のための教育相談会です。 明日会場でお会いしましょう。

2017年8月31日木曜日

それぞれの成長

今年は夏休みを設定してみました。春から頑張って利用してくれたメンバーにとって夏休みは色々な意味をもちます。そして、夏休み明けは決まって宿泊研修から始まります。今年の宿泊研修は鳥取で行いました。河原の三滝。鳥取の自然アクティビティーは最近人気のようで、なんと私もどっぷりはまっております。特に「シャワークライミング」はドはまり中です。ということで、今年の宿泊研修は、「みんなでシャワクラ」です。そうです、私の個人的な好みです。ごめんなさい。でも、このシャワークライミングがなんとも不思議な力があるのです。非日常感を満喫するだけでなく、マイナスイオンを浴びるだけでなく、自分の頑張りや成長を実感させてくれます。 今までのじぶんならこんなのめんどくさくて嫌だった。でも本当はいつも楽しみたかったんだと思う。怖かった。でも少しだけ勇気をだした。リアルのスリルはまじやばい。って言ってました。感想は?って聞かなくても感想って聞けるんですね。ありがと。 ちゃれすくーるはみんなの居場所になりたいです。でも、それは、今の居場所。必要な時の居場所。いつも夏の終わりとともにメンバーが変わります。少しだけ前に進むからです。でもそれが大切だと思っています。 学校へ登校する機会が増える人、アルバイトを始める人、お母さんのことを第一に考えて頑張る人、迷いの中から一歩出す人、交換条件を突き付けてやらなきゃいけないことをやり始める人、もう少しだけ頑張ってみようとと決める人。3mの高さから滝つぼジャンプに挑戦した子が話してくれました。絶対できると思って登ったら怖くてたまらなかった。座ったら全然平気なのに、立ったら、足がガクガク震える。でも立って飛んでみたら、すごい気持ちよかった。耳がキーンってなったけど笑。 明日からフリースクール連絡協議会が行う「教育相談会」があります。「つながり」を大切に、今困っている方のお手伝いがしたくて開催します。3ヶ月後に少しだけ成長するスタートに使ってみてください。お待ちしております。

2017年8月21日月曜日

とっとりのフリースクールがあなたとつながる ~教育相談会~

 
鳥取県内の東部・中部・西部で活動している3つのフリースクールは、一人でも多くのこども達やご家族のためにできることを考えていこうと、今年5月にフリースクール鳥取連絡協議会を立ち上げました。
その活動の一つとして、地区の垣根を超え、鳥取、倉吉、米子の3地区で、3団体参加の教育相談会を行います。
お話しすることで疲弊される方も多いと思いますので、あくまでも現在困られている点についての助言や情報提供をさせていただき、今後の学校復帰や生活改善の一助となる機会になればと考えています。ご参加・ご相談は無料。
 
☆鳥取市は9月1日13:30~16:30鳥取県立図書館大研修室にて開催します☆
詳細は下記の案内をご覧ください。
 
 

2017年7月21日金曜日

不定期開催 ちゃれすく農園直売所

4月から活動の一つとして、畑活動を行っています。 春に植えた夏野菜(千両ナス、トウモロコシ、枝豆等)たちが元気に育っています! 先月から、毎週月曜日に収穫した野菜の販売を始めました。 化学肥料を一切使わず、草取りを頑張りました。 どうしても虫がついてしまうものもありますが、お気に召すものがあればお買い求めください。 尚、野菜の販売で得た代金の一部はちゃれすくーるの活動の利用者が実費負担して活動する経費にあてさせていただきます。
ご協力頂いてる農園、ご理解頂いて購入して下さる方々に感謝です。


2017年7月11日火曜日

温度差

毎日暑い日々が続き、ちゃれすくではクーラーが欠かせなくなっています。
一歩外に出るとジリジリと太陽が体を照りつけます。

この温度差はどこでも生じるもの。
気温と室温もそうだし、学校と家庭もそう、学校とこどももそう、家族とこどももそう、当施設と学校・家庭・家族・こどももそう。
異なるのは、自然なこと。

ただ、異なるからといって、理解できない訳ではない。


温度差があるからこその 報告であり、情報共有であり
指導計画。

私自身、失敗もあります。
できないこともあります。そのためのチームがあるから 役割分担ができます。
理解があれば、
無理なことは無理なことでの双方の受容はできますし、
また、役割分担をし、チームでできる形に変えられることも多いはずだと思いながら
温度差にやられないよう
自分自身をまず戒めなきゃと 感じるひとときです。 

かぶと虫

先日かぶと虫が孵化したと見せに持ってきてくれた子がいました。
成虫になりたてのかぶと虫くんは、妙にカッコよかった!

毎週水曜や土曜日、通学コースが終わった時間の平日には
個別学習コースのみなさんがそれぞれの目的や目標で利用しています。
通学コースもステージアップで別のコースに変わったり、
個別学習コースから通学コースに変わる子もいます。
新たに当施設を利用しようと、動きだす子もいます。
かぶと虫が孵化するように、勇気出して一歩を踏み出す時期なのかな。


5月〜6月中旬の活動テーマの一つ『DIY』では障子の張り替えしたり、ちゃれすくのイスを分解して修繕リメイクしました。(イスのリメイクは一部作品)。
ちゃれすくを立ち上げてから使用しているイスは、出会った方々の思いとともに過ごしてきましたが、あちこちの糸が切れ始めたり、中のスポンジが見えた始めたりとボロボロになってきたため、
各々がデザインして作りかえ。ペンキで背もたれや足を塗ったり、パッチワークで細かい作業をしたり。。クッション性抜群なイスに孵化です☆
    


2017年6月13日火曜日

たくさんの方のご協力のおかげで

かなり久々の更新になってしまいました。 ちゃれすくは6月に入っても元気に活動しています。 さてさて、開校から5年目に突入しました。新聞で報道していただいた通り、この度「鳥取フリースクール連絡協議会」を立ち上げさせていただきました。まだまだ、浸透しきれない「フリースクール」が必要な方へ届くように努力していきたいと思います。 では、最近の活動について報告します。 まずは、今年度は野菜やお米の栽培から販売をされている「傳菜園」さんにご協力いただき、「ちゃれすく農園」を頑張っています。大黒なすびの名前でブランディングされた千両ナス。枝豆、トウモロコシの栽培に挑戦中です。
作物の育つペースは驚くほど早く、行くたびに成長しています。
そして、最近のSSTは起業についてリアル企画会議が発動中です。教育現場には「アクティブラーニング」が導入されていますが、「ちゃれすく的アクティブラーニング」は鳥取県の課題を出し合い、その課題の解決策を考え、解決策を実行する。現在の課題は、農家の高齢化と販路の確保、鳥取への観光客の集客と屋内施設の充実。多くの企業様にご協力いただき、実際に事業として展開できるように一線で活動されている方々と計画していきます。ワンストップ型となりそうですが、不登校や引きこもりの状態の後の社会参加の場としても機能できればと考えています。今日はたまたま収穫したクワの実(スイートマルベリー)とブルーベリーとブドウ(当法人の理事長の差し入れを使ってみました)でジャムづくりをしてくれました。
そして、みんなで食べてみました。
大切なことは、やりたいと生徒が思える環境をつくることと、やりたいと思ったことを実行できるようにすること、そして、それを続けていけるサポートをすること。彼らの考えが実現して、そこで働くことを喜べるようになったとき、また一つ方法を見つけたことになるのかもしれません。多くの方にご協力いただきちゃれすくだからできる機会を提供したいと考えています。今年もちゃれすくは真っすぐ進んでいます!

2017年4月15日土曜日

あからさまなだけで…

更新がおそくなりましたが、今年も元気にちゃれすくは開校しています! 今年の春もまた、新たな旅立ちと出会いの多い春でした。 そして、ようやく車いす生活にお別れをした私は、春の空気をたくさん吸いながら、再びダイエットに励むのです。
満開のさくらは3日もすれば、散はじめ、近くを流れる狐川はさくらの花びらで埋め尽くされていました。 そんなときに、あるメンバーが一言。「この花、きれい。春っぽい。」
満開の桜の木の下で鮮やかに自分を伝える花をみて、言った一言になぜか感動してしまいました。 春の訪れを伝えているのは、桜があからさまなだけで、春を伝えていない花はないんですね。 「がんばってます!」ってあからさまにしてくれる場合は、「頑張っているね」と評価することも簡単だったりします。でも、頑張っていない生徒なんかいません。(もちろん先生も)あからさまに頑張っている、伝えてくれるコト以外にもたくさん「がんばっているね」というトコロはある。それをどれだけ素直に見ることができるかで、指導する側の本質が試されるのかもしれません。 国公立大学合格の結果があからさまにすごい結果に見えるだけで、それ以上の苦しみや努力があったことは忘れないよ。大学生活が順調にいっているのがあからさまなだけで、順調にいくための葛藤や不安があったことは理解できるよ。夢に近づく学校に入学できたことがあからさまなだけで、この道で将来生きていけるのか常にもがいていることを知っているよ。自分の人生の責任を自覚したといった発言があからさまなだけで、今もいつまた引きこもりになってしまうかおびえていることは気づいているよ。 そして、私は太ってしまった理由が車いす生活だったというのがあからさまで、ケガをする前よりもご飯の量が格段に増えていたことを気付かれてしまっていました。だから、今年もまた、歩きます!あからさまに歩きます!ここに、来てもらえるように私が歩きます!その場から出てこられなくても大丈夫!私が歩いてそこまで行きますから!

2017年3月9日木曜日

「卒業」と書いて「覚悟」と読む

このたび、卒業を迎えられる卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。あっ!誤解を招いてしまうかもしれないので、念のためにお伝えすると、ちゃれすくには「卒業」は設けておりません。これを読まれて、ちゃれすくの卒業生に向けてかいてるのかな?と勘違いされるといけないので、予めお伝えしときますね。 今日は「卒業」について少し書かせてもらいます。「学校」というものを「卒業」するとなると、「しなければならないこと」から解放されるような感じの人も多いかもしれませんね。「勉強」「校則」「友人関係」などなど。そして決まって、周りからは「卒業したら、中学生なんだから(高校生なんだから、社会人なんだから)ちゃんとしないといけないよ」などと言われたりもしたりして。先日、高校を卒業したある若者の言葉が素敵だと感じました。保護者に向けて話している彼の言葉は「自分の人生だから最後は自分が責任とらないといけない。だから、ちゃんと考えて生きていきます」(もう少し長くいろいろ思いは伝えていましたが途中は割愛)この言葉を聞いたときに、卒業って解放される機会じゃなくて、「覚悟」を決める瞬間なんだなって思いました。卒業式そのものに出るか出ないかの「覚悟」や次のステージに進む「覚悟」、大好きな人に告白する「覚悟」など。明日、卒業式を迎えるみなさん。その「覚悟」ちゃんと受け取りますよ。どや顔で卒業証書もらってきんしゃい‼

2017年3月4日土曜日

モテルミズ

人には視覚的な情報(例えば文字や記号等)を入力(見る)したり出力(書く)したりすることが得意な人と、聴覚的な情報(例えば音や声)を入力(聞く)したり、出力(話す)したりすることが得意な人と色々ある。得意不得意はだれにもあるもので、不得意だからダメなことは一切ない。しかし、不得意だと勘違いをしてしまうこともある。そして、それが、視覚的な情報も、聴覚的な情報もどちらも間違っていないのに、勘違いが発生してしまうことがある。芸人さんのネタの中には、このような勘違いを上手く笑いに変えている方もいらっしゃるが、まさしく今回の体験はそうであった。 まず、スタッフが今日は「のめるみず」を作ります。と宣言。周りの生徒はみんな「?????」。「飲める水」は日本ではありがたいことに水道の蛇口をひねれば「飲める」。そう!これは「言い間違い」。言いたかったのは「モテルミズ」でした。言い直して「モテルミズ」を作ります。と宣言。「?????」この「モテル」という言葉は「モテル」「持てる」の二つがイメージされたようだ。ここまでは聴覚的な情報だけのお話。スタッフはホワイトボードに「「もてる水」と書いた。視覚的な情報が加わった。「水」については、聴覚情報のイメージ通り。「もてる」はまだスッキリどういうことか分からない。これから作る水はそれを飲むとたちまち、周りの人の人気者になるのか?というアニメの世界のお話のように期待してします。日本の化学もついに人気者になれる水を家庭で簡単に作ることが出来るようにまでなってしまったのか?で、「アルギニン・・・・と乳酸・・・を混ぜて・・・」で作っていく。そう!「モテル」水を! 手順通りに実験のように「モテル」水をつくり、指示通り、やさしくこの液体をなでる。そう、「モテル」ためにはやさしさが大切なのだ。そして、出来上がった「モテル」水 そう、「持てる」水だったのです。 そして、とびっきりやさしくなでると、きれいな形の水がたくさん生まれました!そして持てました! そして、きれいな水を持っていると周りのみんなから「すごーい!」と人気者になって「モテル」水を持っていました。 みんなで、やったことないことを楽しむのって、すっごい楽しいね‼

2017年2月22日水曜日

洞窟おじさん

みなさん
「洞窟おじさん」って知ってますか?
先日偶然見たテレビドラマ。

親の虐待から逃れるため13歳で家出。山奥の洞窟に隠れ住み、ヘビや木の実、イノシシを狩る術を自力で編み出し、お金を稼ぐ知恵も身につけ、ただ生きるためにサバイバル技術を身につけていった洞窟おじさんは発見された時は57歳。実話を元にしたこのドラマ、すごく心にビンビン響き見入ってしまいました。

そんなエピソードを受け、今日のSSTは「洞窟おじさんを知る」

洞窟に引きこもり、外に出て人と関わり、裏切られ、
でも人と関わり、最後まで見捨てず逃げる自分を追いかけてくれた人達と出会い。。
いろんな局面に折り合いをつけながら、
生きる意味を洞窟おじさんは60歳手前にして、分かったと言ってました。
これだけ壮絶な体験に私は耐えれないと思いつつ
その意味を見つけられたおじさんは羨ましいとも思い。
その時々の状況に折り合いつけながら、良いも悪いも勇気出して体験や経験することで
ふっと感じる時が来るのでしょう。

ちゃれすくーるの様々なコースに
新たなメンバーが増えています。
通学コースも新しいメンバーが増え、それぞれにとって新しい環境や刺激になる中で、
異年齢集団の中で気遣ったり、リセットしたり、復活したり。

いつ来ても大丈夫で、少し元気になれる
ひとり一人のための、そしていま必要としているみんなのための居場所は
少しずつ空気を感じたり、読みながら、体験や経験をしていくことで作っていくんだと感じています。

元気になぁれ‼︎








2017年2月6日月曜日

そりゃぁ、この時期なので…

5月には5月病、6月には・・・9月・・・11月・・・となんだか毎月のようにこの時期は〇〇〇。という言葉で調子の上がり下がりを表現したりします。 そして、2月は・・・。受験生にとてっは、待ったなしの時期?社会人になれば、確定申告やら年度末決算やら・・・。何かと新しい年度に向けて今年度の片付けに追われる時期?春を迎えるっていうのは、そりゃ、少なからず気分も穏やかになるような気がしますし、新たな始まりが来そうな気がします。 が、1年間だろーが、1ヶ月だろーが、1日だろーが、常に乗り越えながら生きているのもまた事実です。こどもだろーが、大人だろーが、みんな頑張っているのです。家にずっといようが、学校に行っていようが、部活していようが、携帯つついていようが、頑張っています。 なので、私は、上手くいかないときや、気分が上がらない時は、「そりゃぁ、この時期なので」にしてしまいます。 とりあえず、理由をあれこれ考えても見つけにくいので、「この時期」のせいにして、折り合いをつけちゃいます。 まあ、来月もまた「この時期なので」と言ってるとは思いますけど・・・。

2017年1月31日火曜日

Snow globe

先週、鳥取市教育委員会の方が来訪。
足元がぬかるまないようにと、ちゃれすく前の雪かきをみんなが協力してくれました!

雪にちなんでスノードームも作りました(他も良い作品ありましたよ!)
私の液体の配分比率の伝授ミスにも気付いてくれたり、作り直してくれたりと
作品の出来もさることながら、1人ひとりが熱心に没頭しながら、でも、みんなで一つを作る感覚がする時間でした。

私の写真撮影が下手だというと、通学コースメンバーが撮影してくれました。使わせてくれてありがとう!
色々な環境や状況の方々が、色々な形で当施設を利用してくれています。
写真や活動は個人になるためブログで報告は難しいですが、1人の未来のために一緒にやらせてもらえる事の責任を常に感じています。
教育委員会の方が言われてたこと、
『連携の意義と在り様』『学校に行けず、他のどの機関も利用できていない児童生徒を0に』他にも報告する中で、改めて関わる責任を感じました。

フリースクールを塾だと言われる学校もあります。
偶然目にした利用者ではない日常の行動の報告に、すぐ対応してくれる学校もあります。
いまこの子を守らなきゃで動くこともたくさんありますが
ご理解いただける様々な所属学校や場所や機関があれば、望む結果にならなくても
前を向ける道が作れるのかなと。