2016年9月15日木曜日

染め物体験

夏に染め物をしたのをきっかけに
今日はちゃれすく通学コースでは染め物体験をしました。

ベーシックなしぼり染めをいくつか紹介して活動スタート!
と思いきや、さすがみなさん、
そんなものでは満足しないとばかりに それぞれが染め方の情報収集しはじめ
個性たっぷりの作品が完成☆
今度は○○の形で染めたい!今度は○○で染めてみよう!作ったもの売れるかも?など
これからも、深まりそうな活動でした。



テスト前なのに、寝れないのに、自分のことわかってくれないのに、悩みがたくさんあるのに‥とひとりひとりの心の内はそれぞれ渦巻いてるかもしれません。
だから、単純に何かしたり、人と触れたり、自然と笑顔になる瞬間が今は必要なのかなと感じます。





2016年9月3日土曜日

初秋

夏が終わり、日常生活を過ごす中で
知らぬ間に疲れてしまう人もいるのでは。
これが世間でいう夏バテなんですね。
9月は、気負わずに、慌てず落ちついて生活すると良いですよ。


2016年9月1日木曜日

naoshima.fin

ちゃれすくーる開校から4年が経ちました。この間に社会の「フリースクール」というものに対する考え方や反応など様々変わってきました。鳥取県は現在も「フリースクール連携推進事業」という形で我々を支えてくれています。鳥取県教育委員会をはじめ、鳥取市教育委員会等の機関はちゃれすくーるを利用する児童、生徒への理解を示してくださっています。そんな中で、今回の直島研修がなんのためだったのかをお伝えすることで、研修旅行の報告とさせていただきます。 こども達は本当に成長します。そんな中で、学校の修学旅行や研修旅行はとても大きな意味を持っていると思います。単に自分たちが企画し、計画を立て、予算を考え、企業と交渉してという社会とのつながりだけではなく、個人個人にとって大きな機会だと感じています。持ち物や服装、お小遣の金額、1週間前から現地の天気予報を見るようになり、傘がいるのか、カッパなのか・・・。車に酔わないだろうか、食事はおいしく食べれるだろうか?どれだけ情報を得ても不安は消えないものです。保護者にとっても同じだと思います。友達とうまくやれるだろうか?困ったときに先生にちゃんと言えるだろうか?事故・災害・・・考えたらきりがないと思います。そんな多くの不安を消すことが出来るのも、「経験」だと思います。経験したことで少しだけ自分に自信が持てるのだと思います。 直島は少しのだけ安心が多くある観光地だと思います。自然が豊かっていうだけの観光地ではなく、島民の多くの目が観光客を守っているように感じます。常設展示の美術品は観に行くたびに自分が感じるものが変わります。「慣れ」によってだけではなく、そこに行くまでの自分によって感じ方が変わるのだと思います。
宿泊先のオーナさんはいつもちゃれすくのことを暖かく迎え入れてくださいます。畳5畳ほどの和室に布団を並べて寝る。このことも簡単なことではないと思います。オーナーさんが英語を話せるということで、この宿の多くのお客さんは海外からの観光客さんです。言葉でコミュニケーションが取れなくても、「笑顔」でコミュニケーションが可能です。これも大切なスキルです。
いたるところにある、美術作品は目で見て通り過ぎると「自分には芸術がよくわからない」と感じて、得るものが少ないでしょう。
でも、少し知ることが出来ると「へえ〜。」と感じて「なるほど」と思えたりします。自分の目に入ってくる多くのモノを自分なりに理解して、自分なりに感じて、ということを2日間どっぷりやってもらえたらな。と感じていました。 色々な成長をすることができた2日間だったと思います。 これから、巣立つ仲間も、既に巣立った仲間も「直島」について共通の話題を持っています。 いつか、私のもとに「●月○日直島集合」というはがきが届くのを楽しみにしています。