2014年10月6日月曜日

学ぶ

目の前にいる生徒たちが、どういう人生を歩んできて、何に傷つき、何に不安を感じ、何に喜んでいるのか、そんなことがわかっていると「伝えたいこと」を考えて授業を組み立てることができる。 「体力」ということについて授業をするとなれば、目の前にいる生徒にとって意味あるものにするために、授業を組み立てる。決して隣のクラスでも同じ授業をすることはない。言葉一つひとつを大切に伝えたいこと伝える。授業とはそうあるべきで、それが当然だと思っていた。そのためには、目の前にいる生徒の情報が必要で、一人ひとりの情報を入力して、それぞれに意味ある授業がしたい。と10数年授業をしていた。学習内容は生徒にとって意味づけるべきで、そうしないと、学習に興味を持ってもらえないと思っていた。 そんな考えがちっぽけに感じた。 今回のイベントは「じる授業」だ。 ヨーコ・オノの「グレープフルーツジュース」とオオサンショウオ ニッチ戦略と自分探し 父親と息子 この授業には、「教える人」が存在しなかった。 みんなが「学んで」いた。 「感じる授業」は「イメージする授業」に進化していた。 今更ながら、この先生を大好きになった。 「人」として尊敬し敬愛していたが、先生として「大好き」になった。 こころから感謝します。 この日から、ちゃれすくの推薦図書コーナーには「グレープフルーツジュース」がおいてあります。

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