2020年7月14日火曜日

文字化することで分かりやすくもなるが、それだけにもみえる。

「本日限りおひとり様1個まで」というフレーズで一生に一度のチャンスくらいに感じ、明日はもう買うことができないくらいに思ってしまうけど、次の日もまた、本日限り・・・と書かれているの見ると、なんだか複雑な思いになる。「見える化」はそれくらい記憶に残りやすくわかりやすい。だから、視覚的な情報を提供することは大切だ。
最近目にした視覚的な情報に「不登校の理由」というものがあった。「いじめ、勉強、家庭環境」と書かれていた。
かなりびっくりしてしまった。もちろん、TV番組だったので、視覚的な情報以外にも聴覚的な情報であれこれ言っていた。取り扱っている内容そのものは何も問題はないと思う。しかし、視覚的な情報の「フリップ」に何を書くかによって、みなさんが話している内容が入ってこない人もいる。
この番組でも言われていたが、不登校の理由探しよりもその子が自分の好きなことで一所懸命になれる環境づくりがいかに大切か。好きなことがない子は好きなこと探しを一緒にしてやれる環境があることのほうが重要だ。
不登校の理由を知りたいのは、本人以外の周りの人で、本人にとっては、話すことも考えることも嫌な場合もある。

「見える化」することで、見えているものだけが全てではないことも十分理解しておくこともまた大切なことだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿