2014年11月29日土曜日

イニシアチブとハブ

今週は開校以来初めての長い休みでした。 東京で開かれた内閣府主催の研修会に出席してきました。 不登校や引きこもりなどのこども、若者をサポートするために行政や民間団体(ちゃれすくはこの中に入るのです)や公的機関の実務者(難しい言い方だっちゃ!)や担当者が一同にに会して事例発表やサポートのやり方の研修を受けました。題して「ネットワーク支援強化研修」でした。 要するに、色んな機関がそれぞれで頑張っているけど、それぞれが得意とする分野があるからそれを上手に使い合って、みんなに幸せになってもらおう!って感じでした。何が勉強になったかって?う~ん。勉強になったかというと「ビミョー」って感じです。 もちろん、今回も研修中に居眠りなんかしてないですよ。 ただ、知っていることが多かったかなって感じです。 参加してみて良かったなって思うのは、全国の色んな方々と出会えたことです。 やはり、出会いってマジすごい‼「ご縁」だね☆ 内閣府のすんごいお偉い方ともお話しできました。 ★☆★☆★☆★☆ 今、「国」はフリースクールのことを色々考えてくれようとしています。 現在の考え方では、フリースクールは教育機関という風に認識をなかなかしてもらえません。 「学校」というものがあって、それが教育機関と考えている人が多く、学校以外は誰でも開くことができる「塾」のようにとらえている人も多いと思います。 「国」はこの考え方を改め、「フリースクール」が果たしている役割や専門性を認めてくれるように動き出し始めています。 学校の大切さや、そこでの学びの重要性はもちろんわかっているつもりです。 では、何かの理由で学校に行かなくなって、本人は苦しみ、保護者も困り果てたとき 「学校」はどんな対応をどんな「思い」と「専門性」で対応できるのでしょう? 本当は、「学校」も困っているのではないのでしょうか? そんなときに、「フリースクール」ができることもあるのではないのかなー。 といつも考えます。もちろんフリースクール以外の機関ができることもあります。 以前ある中学校の管理職の先生に「民間団体とは連携をする気はない」とはっきり言われました。 その時は、自分個人に向けられた言葉として理解するように努力しました。 「mayaとは連携する気はない」と言われているんだと。 自分が信用されたり、認めてもらえていないから一緒にサポートしていくことを認めてもらえないだと思うようにしました。 では、今苦しんでいるこどもは誰が支えるんだろう。 今日を必死に乗り越えたこの命が新しい今日を迎えられるのを当然と思っていないだろうか? 2週間も3週間もまてないことだってある。今しなきゃいけないことと思えないのに数日先にはできるのだろうか? 社会的立場や自分の価値観の枠を崩して考えたり、やったりしなければならないことがあるということを わかって「先生」しているのだろうか? と最近不安になりました。 東京から帰る空港(そう!今回は飛行機で移動したのです!リッチでしょ?なんと経費は内閣府が出してくれたのです。)で「メンチカツサンド」を買って食べました。 しっかりと、名前の通り「ニク」がこのサンド全体を取り仕切ってくれて、僕の予想するニクニクしさがガツンとありました。しかし、そのニクとニクをうまくつなぎとめる役目を同じ大きさにみじん切りされた玉ねぎがやってくれています。この玉ねぎの絶妙な仕事加減によってこのカツサンド全体がうまくまとまって、口全体にあの「メンチカツサンド」の味をひろげてくれました。 ちゃれすくーるはきっと玉ねぎなんだと思います。 家族とうまくいかない、先生とうまくいかない、友達とうまくいかない、 自分とうまくいかない そんなときにうまくつなぎとめるハブの役割がしたいです。

2014年11月20日木曜日

つながり

ちゃれすくを立ち上げる時、ご挨拶に伺った米子フリースクール。
NHKで今日とっとりの今として、放映。

アットホームな雰囲気が、今もありました!

実は、ちゃれすくが古民家風?なのは、米子の八田先生からヒントをもらったからなんです。

ある中学校の教頭先生から、
藁にもすがりたい本当に困られているけどどこにも頼れない子どもや保護者の場所になって下さい、
大変だけど、続けて存在することに意味があると
開設時、エールを頂きました。

ちゃれすくは、なにかが毎日感覚や感情が動いてます。
面談日の水曜は、特にハンパないです。

今関わっている子ども達だけでなく
関わってきた方々が気になる日でもあります。

明日がチャレンジな人もいます。大丈夫!悩んだら一緒に考えようで☆









2014年11月5日水曜日

まつぼっくり

何かのイベントがあったわけではありませんが、ブログとはこういう時でもよいのではないかと思い今日は書くことにしました。 「ひとそれぞれ」とか「個性」とか周りと違う「なにか」があるとひとはこういう表現をよく使います。 もちろん、私もよく使います。 そして、その反対側には「ふつう」という表現も存在しています。この「ふつう」という表現を使う時には「ふつうが何かはよくわからないけど」という枕詞を使うのも最近はよく耳にします。「一般的には」「多くの場合」などの表現もあるでしょう。 今日は、水曜日です。ちゃれすくの水曜日は「面談日」です。面談日は日々の活動の様子を報告したり、目標を明確にしたり、今困っていることや苦しんでいることを共有したりと明日からの活動のための「ふぅっ」と一息つくところです。 面談には、「シナリオ」が必要です。そして、相手が少しだけ笑顔になれるシナリオが必要です。 そうです。常に相手のことを考えて、必要な情報や考え方、気持ちを受けたり、提供したりするのが面談です。 週に1回行う面談を楽しみに思ってもらえるような面談を毎回考えます。 作業的に手続き的に行う面談を私は否定しています。 そして、今日の面談は多くの自分探しがありました。 少し心が軽くなりました。少し心が温かくなりました。 「そうそう‼」と思えることが多く、なぜ、こんなにも自分が伝えたいことをそのまま理解して感じてくれるのだろうと思ったり、 「大丈夫!」とはっきりと伝えれるほど自分の不安を渡してくれるのだろうと思ったり、 面談は心のやり取りだとつくづく感じました。 って思ってみると、実は自分が面談を受けている側なことに気づかされました。 なんのための面談? とても難しい質問になってしまいます。自己満足感が強いからかもしれません。 でも、理想の面談があるとするなら、どちらが相談を受ける側なのかさえ分からなくなるくらいの面談が理想なのではないかと思ってしますくらいです。 明日も笑って「おはよう」っていうための面談は、私に早く明日もちゃれすくメンバーに会いたいと思わせてくれる大切な時間です。 無断で掲載します。ごめんなさい。 今日はこの写真がいろいろ話してくれます。 「なんで、たくさんの写真から、この写真をお気に入りにしたのですか?」 よくわからないけど、「あいさつ」をしてくれているきがするから。 ちゃれすくの玄関の下駄箱の上に置いてある写真です。 写真を撮影したので、なんだか変な感じですが、毎日ちゃれすくメンバーの到着を迎えてくれている写真です。